青いクレヨン | 今を生きる高校生

青いクレヨン

これから述べる話は、友達から聞いた話である…

 

 

 

ある夫婦が郊外にある中古の家を買った

郊外だが、駅までは近いし、近所にはスーパーも多いし日当たりも良好

 

それに、値段が格安といっていいほどの絶好の物件だった…

 

 

 

引越し当日。

夫婦の友人たちに引越しを手伝ってもらうことになった

 

日が沈んできて、荷物も片付き、夜に飲み会をした!

 

 

友人たちと、飲んだくれた!

時間を忘れてしまい、遅くなってしまったので

その日は友人たちを含めて一緒に新居で寝ることにした!

 

 

 

 

 

 

 

しかし、夜中に……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バタバタバタ!!!!

子供が廊下を走るような音が聞こえてきた

その音で友人たちが何人か起きた

 

気のせいだと思ってまた寝ると…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今度は子供の話声が聞こえてくる!!

 

また、何人か起きた

 

少し時間が経つと話声が聞こえなくなった…

 

その日は、引越しで疲れていたので、夫婦と友人たちは、また寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、熟睡できたものは、誰もいなかった

 

誰もが夜に体験したことを不思議がった

 

 

 

そして、思った!この家には、何かあるかもしれない…

 

 

 

 

 

 

 

全員で廊下を調べると、青いクレヨンが落ちていた!!


 

 

 

もちろん夫婦の物でも

友人たちの物でもない

引越してきたばかりなのに、クレヨンなんかあるはずがない!

 

 

 

 

 

 

 

そして、とてもおかしなことに気がついた

 

この家の間取りが奇妙なのだ!

 

間取り図を見ると、 

クレヨンを拾ったあたりの廊下は、突き当たりになっているが

そこにはもう一部屋あるはずなのだ!!

 

壁を叩くと中に空洞がある音がする…

 

 

 

 

 

壁紙をはがすと、扉が現れた!!

 

 

 

 

 

恐るおそるその扉を開ける

もしかしたら、とんでもないものがあるのではないか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、部屋の中には何もなかった。。。

 

ただ、部屋の壁すべてに、青いクレヨンでびっしりとこう書かれていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おとうさんおかあさんごめんなさいここからだしてください

おとうさんおかあさんごめんなさいここからだしてください

ここからだしてここからだしてここからだしてここからだして

ここからだしてここからだしてここからだしてここからだして

ここからだしてここからだしてここからだしてここからだして

ここからだしてここからだしてここからだしてここからだして

ここからだしてここからだして………